わかっているから 笑顔でいれた
もっと早く 、 気づいていれば
こんなに苦しまなくてすんだのに
今更後悔しても遅いのに
心の中はキズだらけ
「 別 れ た い の 」
ここが出会った場所で別れの場所
あなたに声をかけられたこのカフェ
想い出の場所
「・・・どうしてだい」
真向かいに座る貴方は静かに問うけれど
わたしに目線は向いてない
ほら
そういう仕草一つ一つで
私がどんなにキズついているか
わかってないでしょう
「大切な人がいるなら、大事にしなきゃ」
たまに街の見回りに来ている貴方は
いつもいろんな女性に声をかけていた
それが貴方の性格だと分かっていたから
笑顔でいれた
どんな眼差しも、私に向けるものとは違くて
安心できていたもの
だけど、ある日知った
貴方の副官として傍にいる
リザ・ホークアイ中尉
あの人に向ける眼差しはわたし以上に
暖かく
切なく
優しい
わたしだって、女だから
それぐらいわかるんですよ?
「彼女が、護るべき人なんですよね」
不思議と、もっと痛むと思っていた胸は
何も感じなかった
あっけない
この言葉で充分
さぁ早く 手を離して
「 さ よ う な ら 」
おなじみのカフェも 色あせて見える
あなたのいない世界は
こんなにも 無色だ
「君は、最後まで美しいな」
席をたって彼に背を向けて
わたしの顔なんて見てないくせに
「 さ よ う な ら 」
歩いていっても引き止めてもくれない
こんなにも
貴方との距離は離れていたのね
それでも貴方の言う 「 美 し い 」 女のままで
嫉妬なんていう
醜いことをする前に
手を離して
さよならのあとに
目頭が熱くなったのは
どうしてなの
Fin
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無駄に改行の多い初期作品です(ありえないですね)
恥ずかしー!いつか抹消しなければ…
作品が増えたら消します。それまでどうか目を瞑って下さい。
閲覧者様が優しい方でいらっしゃいますように!
みちゆかでした。
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